おはようございます!
渋谷を拠点とした朝活コミュニティ「朝渋」のメディア担当をしている井手です。

「朝渋」では、朝の7時30分にBOOK LAB TOKYOという書店に集まり、著者の話を聞き、著者と対話することで本への理解を深める『著者と語る朝渋読書会』というイベントを定期的に開催しています。

11月21日(火)は第五回京都本大賞を受賞した『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』の著者であり、『哲学手帳2018』のプロディースなど、「哲学ナビゲーター」として活躍されている原田まりるさんをお招きしました!

尾崎豊が、哲学に出会うきっかけをつくった

みなさん、哲学というと、どのようなイメージをもたれるでしょうか?

小難しそう…。 インテリっぽい…。 堅苦しそう…。

こんなイメージをもたれる方が、きっと多いのではないかと思います。

でも、実は、哲学って、生き方や働き方に悩んでいる時にハッとする気づきを与えてくれるし、自分自身も哲学に救われてきたし、何より哲学が好きだから、多くの人に哲学の良さを知ってほしい

このような想いから、原田さんは『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』を出版することに至ったとのことです。

そんな原田さんですが、哲学と出会うきっかけになったのは、高校生の時に尾崎豊にハマったことだそうです。

『生きるとは何か? 自由とは何か?』

尾崎豊の歌を聞くうちに、この問いに対する答えを探すようになり、心理学や宗教学などにも触れてみたそうですが、中島義道さんの『不幸論』という本に出会い感銘を受け、哲学を学ぶことで、答えが見つかるのではないかと思うようになったそうです。

哲学者を現代人に置き換えることで、親しみやすくしてみた

『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』の中で、歴史上の有名な哲学者の方々が現代人に姿を変え、17歳の主人公・児嶋アリサちゃんのもとに訪れます。

  • ニーチェ … オタク気質なスマホアプリ開発者
  • キルケゴール … ミステリアスなカリスマ読者モデル
  • ショーペンハウアー … クラシック喫茶を営む頑固おやじ
  • サルトル … ガールズバーの経営を手掛ける中年実業家
  • ハイデガー … 京都大学の名誉教授
  • ヤスパース … ニーチェの友人の精神分析医

「哲学者それぞれにキャラクターをつけることで、堅苦しいイメージのある哲学者に親しみをもってもらいたかった」と原田さん。

それぞれの哲学者の実際のエピソードや発言の傾向から、「現代人だったら、こういう職業についているのではないか…」と考え、キャラづけをしていったそうです。サルトルの職業がガールズバーの経営って、オモシロイですよね。「サルトルって、どんな人なんだろう…」と一気に興味がわきました。

性格類型ワークも実施!あなたの恋愛タイプはどれ?

イベントの後半では、原田さんがプロデュースされている『哲学手帳 2018』に関する話へ。

哲学手帳には、日々の悩みを吹き飛ばしてくれる「哲学者の格言」が沢山書かれているのですが、それだけではなくて、哲学書の教えに基づく「哲学ワーク」と、自分の内面を掘り下げていく「性格類型診断テスト」も載っています。仕事、性格、恋愛、本音、対人関係などさまざまな悩みに寄り添うワークを通じて、ハッとする気づきを与えたいということで掲載したとのことです。

今回のイベントでは、原田さんがおすすめのワークを一つやってみました。「自分の恋愛観を探る」というワークです。

  • 恋をゲームのように捉えて駆け引きを楽しみ人(ルダス)
  • 相手を運命の人だとロマンチックに盛りあがる人(エロス)
  • 友達関係の延長のような形で恋愛を楽しむ人(ストルゲ)
  • 肩書や、容姿、経済力などスペックを重視する人(プラグマ)
  • 嫉妬心が強く相手と強く結びつきたい人(マニア)
  • 相手に尽くして補完してあげたい人(アガペー)

「人の恋愛のパターンは大きくこの6パターンに分けられる」ということで、原田さんが読み上げるチェック項目について、自分が当てはまるものにチェックを入れ、自分はどのタイプなのかを会場にいる全員で行いました。ちなみに、私、井手はエロスでした。どうやらロマンチックな恋に憧れているようです。

哲学を知ることで「大切にすべきものは何か?」が見てくる

最後に、哲学を学ぶことの意義について語る原田さん。

「哲学を勉強したことで、出世ができたとか、彼女ができたみたいな話は聞いたことはありません(笑)。ただ、自分が悩んだり、生き方に迷ったりしたときに、哲学に触れることで、『自分にとって大切にすべきものは何か?』が見えてくると思います。

様々な哲学者がいて、いろんな考え方があるので、是非、哲学にふれあってもらって、自分に合う考え方に出会ってほしい。」

そんな想いから、11月の下旬には、『まいにち哲学』という「日めくり」式で毎日一ページづつ、哲学の名言を読める書籍も出版されるそうです。原田さんが厳選した366の名言が掲載されています。

いくつか掲載れている名言を紹介していただいたのですが、井手個人として、こちらの名言が特にビビッときてしまいました。

『陰気な人間は十の計画のうち九までが成功しても、この九を喜ばずに、一の失敗に腹を立てる。陽気な人間は、これと逆の場合にも、一の成功でみずから慰め、自分を明朗な気分にする骨を心得ている。』

スゴく良い言葉だと思いませんか!? ショーペンハウアーの言葉だそうです。

哲学って、堅苦しそうで、小難しそうと思っていたんですが、原田さんのお話を聞いて、もっと知りたいと思うようになりました。ということで、今回のイベントレポートは以上となります。

原田さん、朝早くから、ありがとうございました!
哲学に触れてみたいと思った方は、是非、原田さんの書籍を手にとってみてください!

 

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★参考記事:
「スタートアップのCEOこそ、朝5時に起きるべき。」渋谷発の朝活コミュニティ「朝渋」プロデューサー、井上皓史さん (HARES.jp)