「目の前の”やらなければならないこと”に追われる毎日から抜け出したい。」

働き方改革、残業ゼロ、AI、効率化、生産性……、「時間の使い方」の巧拙によって圧倒的な個人差が生まれる現代、改めて「時間術」「タイムマネジメント」が注目を集めています。

そこで朝渋では、書籍『「3か月」の使い方で人生は変わる- Googleで学び、シェア№1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」- 』の著者である、佐々木大輔さん(以下、佐々木さん)をゲストに迎え、『著者と語る朝渋読書会』を開催。

本書に触れながらも、クラウド会計ソフト『freee』の原点を深掘りする貴重な時間となりました。モデレーターは朝渋代表の「5時コージ」こと井上(@kojijico。今回は、そのダイジェストをお届けします!

佐々木大輔さんのプロフィール

佐々木大輔さん
全自動のクラウド会計ソフト「freee(フリー)」を運営するfreee株式会社の代表取締役。freee は個人事業主から上場企業まで全国100万以上の事業所に利用される「クラウド会計ソフトfreee」や「人事労務 freee」を展開し、「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げ、スモールビジネスが強くスマートに活躍するプラットフォームの構築に挑む。

数多くの原体験がクラウド会計ソフト「freee」を生んだ

500人規模の組織、freee株式会社の代表取締役である佐々木大輔さん。キャリアの原点は大学時代にインターンとして働いた「データ分析」の経験だといいます。

当時の「データ分析」とは「データを綺麗にする作業」。こんなことやってられるかと不満に思い、インターンがスタートして2週間程度で「インターンやめます」と伝えたんだそう。

ですが、その帰り道にエクセルのマクロの本を読んで「データを綺麗にする作業は、自動化できるんじゃないか」と発想を転換。

そこからプログラミングを勉強し、作業の自動化に成功した佐々木さん。インターン先の働き方、モチベーション、雰囲気などが一気に変わる瞬間を目撃し、「自動化は世の中に大きなインパクトを与えるんじゃないか」と気付いたのでした。

その後、大企業、投資ファンド、ベンチャー企業のCFOを経験したのちに、Googleに入社。アジアの中小企業向けのマーケティング責任者として成果をあげると同時に、日本の中小企業のテクノロジー進化の遅さに危機感を覚えました。

一方で、中小企業がGoogleに広告を出した成果を見て、新しいテクノロジーが中小企業を変えられることも実感した佐々木さん。そこで、ベンチャー企業のCFOとGoogleでの経験から、「クラウドサービスを利用した自動会計ソフトを作ろう」と自分が成すべきことが頭に浮かび、仲間を集め始めたのでした。

初期の苦悩とfreee「5つの価値基準」

しかし、クラウド会計ソフトの構想は「いま使用している会計ソフトで満足している」と、当時の中小企業の経営者からは受け入られることはなく、佐々木さんたちはすぐに壁にぶつかりました。

何度も心が折れそうになりながらも、ある時期から開き直った佐々木さんたちは、周りからの意見を聞かずに半年間、自分たちの直感だけを信じて開発に専念したんだそう。

その後、開発したサービスを世に出してみると、インターネットの一部では「こういうのを待っていた」と良い反応が見えてきました。最初は少しずつ、その後一気に、クラウド会計ソフトが世の中に広まったのです。

こうして始まったfreee株式会社は、創業6年で現在500名規模の組織となりました。

当時の創業メンバーも、9人中6人が中心メンバーとして残っており、佐々木さんが作り上げた企業文化や、掲げた大きなミッションである「スモールビジネスに携わるすべての人が創造的な活動にフォーカスできるよう」に強く共感していることが分かります。

その背景には、3年以上をかけて言語化をはかった、freee株式会社の「5つの価値基準」の存在があるといいます。以下の共通言語を作ったことで、カルチャーが浸透したんだそう。

  • 本質的(マジ)で価値ある
  • 理想ドリブン
  • アウトプット→思考
  • Hack Everything
  • あえて、共有する(あえ共)

「それはマジ価値なのか?と、バリューが言葉として使われると会社のカルチャーが作られていく。ゴールが共通しているとすれ違いが起きにくい。」と佐々木さんは言います。

時間をかけて組織づくりを考えていくことで、大事なメンバーと長期的に、大きな目標に向かってチャレンジしていけるのかもしれないですね。これもある種、時間の使い方に直結するのではないでしょうか。

SNSなどの普及により、「集中」が難しい

「今の時代、没頭や一点集中って難しくないですか?」

こんな一言から始まった、佐々木さんとモデレーター・井上とのトークセッション。佐々木さんは、「没頭」や「集中」を難しくしているのはSNSやチャットツールだといいます。

「チャットツールとうまく付き合わないと、チャットだけで一日が終わってしまうと思う。自分で制限をしていかなきゃいけない。」と自身の体験から意見。

そのほかにも、

  • 自分がやると決めたことを週15時間以上やる
  • 「やらないこと」を決める
  • 「深い思考」をするための3時間

などに触れながら、時間術や効率化のために心がけていることを深掘りする時間となりました。

「超鉄人ではない限り、集中するまでに1時間はかかる。だから予め、3時間まとまった時間を取る。」など、今日から実践できる”一点集中Tips”が次々と登場。

最後に佐々木さんは、「飽きてもいいから、わくわくできることを探して3ヶ月やりきる。ビジネスは、一瞬でもいいのでおもしろいなと思ったことを伸ばすことで、トップになることができる。」と語り、幕を閉じました。

佐々木さんが出した今回の著書『「3か月」の使い方で人生は変わる- Googleで学び、シェア№1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」- 』は、多くのビジネスパーソンやリーダーにおススメできる一冊ですので、是非チェックしてみてくださいね!

ー以上、『「3か月」の使い方で人生は変わる- Googleで学び、シェア№1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」- 』著者と語る朝渋読書会をお届けしました。

佐々木さん、朝早くからありがとうございました!

Text by 須崎千春(@chih_suz
Photo by 矢野拓実(https://takumiyano.com

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★参考記事:
「早起きすれば“自分の軸”で生きられる。5時こーじが語る「朝活の魅力」が想像以上だった」(新R25)
「スタートアップのCEOこそ、朝5時に起きるべき。」渋谷発の朝活コミュニティ「朝渋」プロデューサー、井上皓史さん (HARES.jp)

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