「よし!これから、早起きして、朝の時間を有効活用するぞ!」

そう思いながら、目覚まし時計を朝の6時にセットするものの、翌朝、アラームがなっても布団から出られない。眠い。あと10分だけ…。それを繰り返しているうちに、気づけばいつもの起きる時間になり、後悔。

早起きがいいことはわかっているんだけど、なかなか実行できない…。続かない…。

そんな悩みを持っている人って、結構多いのではないでしょうか?

このモヤモヤを解決するため、朝活コミュニティ「朝渋」の創業メンバーであり、朝渋代表『5時こーじ』さんと、朝渋顧問の西村創一朗さんに、早起きするためのアドバイスを聞いてきました。

「早起きできるかは、前日の夜の過ごし方が全て」と、2人は言います。その意味とは…?

早起きの計は、前日の夜にあり。

ー  5時こーじさんが取材されてる新R25の記事を読んだりして、「早起きっていいな」と思うんですが、なかなか続かないんですよね…。

【5時こーじ(ごじこーじ)】株式会社Morning Labo 取締役。朝活コミュニティ『朝渋』代表の26歳。自身の早寝早起き習慣を基に、2017年にコミュニティを設立。「著者と語る読書会」を中心に話題を集める。2018年7月末、「日本の朝を変える」を理念に掲げ、現在200名のメンバーと活動。

5時こーじ:結構、朝渋メンバーでも多いですよ。その悩み。

ー  こういう悩みに対して、5時こーじさんは、どうアドバイスをしてるんですか?

5時こーじ:そもそも、いつも何時に寝てます?

ー  いや、24時とか、遅い日だと深夜1時とか…。

5時こーじ:そこなんですよ!人間は6時間の睡眠は必要なので、それ以下の睡眠時間になると眠くて起きれない。だから6時間以上の睡眠が取れる時間に寝ることが重要なんです。

ー  なるほど。眠い目をこすって気合いで起きるという発想はダメなわけですね。

5時こーじ:ダメですね!まずは睡眠を十分確保する。それが全てです。僕だったら夜の22時に寝ることをルール化しているから、毎朝5時に元気よく起きれるわけですよ。

【西村総一朗(にしむら そうちいろう)】複業研究家/人事コンサルタント。1988年神奈川県生まれ。大学卒業後、2011年に新卒でリクルートキャリアに入社後、法人営業・新規事業開発・人事採用を歴任。本業の傍ら2015年に株式会社HARESを創業し、仕事、子育て、社外活動などパラレルキャリアの実践者として活動を続けた後、2017年1月に独立。独立後は複業研究家として、働き方改革の専門家として個人・企業向けにコンサルティングを行う。朝渋共同創業者。

西村さん:僕も完全にこーじ君と同意見です。

早寝無くして、早起きなし。一年の計は元旦にありじゃないけど、早起きの計は前日の夜にあると思ってます。

ー  西村さんは、寝る時間は何時なんですか?

西村さん:23時です。いかに23時までに布団の中に入れるかというナイトタイム・マネジメントがすごく重要です。

ー  (ナイトタイム・マネジメント…。カッコいいワードが出てきた…)

飲み会には、基本行かないスタイル。

ー  でも、働いていると仕事の付き合いとかで、結構、夜に飲み会とか入るじゃないですか。そういう時はどうされるんですか?

西村さん:僕は基本飲み会には行きません!

5時こーじ:僕もです!

ー  さすがです…。でも、職場の同僚や上司との関係のためにも、飲み会って行かないといけない空気がありません?

西村さん:僕の最初の会社はリクルートですけど、当時は飲み会には参加できなかったですね。全メンバー参加必須の会社の納会とかは別ですけど。

ー  それは、なぜなんですか?

西村さん:僕は学生時代に子供が生まれ、就職した時には家族がいたので、「ごめんなさい!ウチは子どもがいてお小遣い制で、月に一万円しかお小遣いがないんです…」と言い続けていたら、自然と「お金がないキャラ」として自分がブランディングされ、飲み会の誘い自体がほぼなくなりました。

ー  なるほど。でも、子供がいない人はどうしたらいいでしょうか…?

西村さん:やり方は他に幾らでもあると思いますよ!

例えば、奨学金を払わないといけないからとか、ビジネススクールに通いたいからお金を貯めておきたいとか。そうすることで、飲み会には誘わないほうが良いキャラとして印象づけられると思います。

ー  言われてみれば、そうですね。しかも、そういう真面目な理由であれば、応援したくなっちゃいそうです。

西村さん:飲み会に行きたくないから行かないではなく、自分が何に優先順位を置いているのかを、周囲にしっかりと伝えることが大切だと思いますね。

本当に自分を必要としてくれる人と付き合おう。

ー  ただ、「飲みニケーション」という言葉あるように、飲み会って同僚との関係性をつくる場でもあると思うんですが、飲み会に参加しない場合、関係づくりはどうされているんですか?

西村さん:基本、ランチとモーニングで、コミュニケーションをとってます。

僕がリクルートにいた時は、ほぼ毎日のランチの予定は埋まっていました。

ー  すごい!

西村さん:でも、もっと色んなメンバーとコミュニケーションをとりたい。そう思った時にたどり着いたのが、モーニングだったんです。

やってみると意外と悪くない。しかも、ランチだと一日1枠しかないけど、モーニングな1日2枠いけるかもしれない!モーニングのポテンシャルに気づいたんですよね。

5時こーじ:僕も一緒で、モーニングでコミュニケーションをとるようにしてます。仕事関係の人だけでなく、友人とかもそうです。

ー  友達から、飲みの誘いがあっても、全部断っているんですか?

5時こーじ:そうです。今は朝渋をやっているので、周りから誘われなくなったのですが、以前は、よく飲みの誘いをもらってました。

その時に、「モーニング、どう?」と答えると、「また今度ね」ってなる。

でも、本当に僕と話たい人や、相談したいことがある人は、モーニングでも良いから行こうとなるんです。

ー  なるほど。ある意味、モーニングに誘うことで、相手の気持ちを推しはかれるんですね。

5時こーじ:そうなんです。飲みを断ると関係性が悪くなるかなと悩んだ時期もありましたが、それで悪くなるような間柄であれば無理して仲良くなる必要はないやと割り切るようになりました。

今は本当に自分を必要としてくれる人と関係性を深めていきたいと思いますね。

モーニングは飲み会よりROIが30倍高い…?

ー  お二人の話を聞いていて、確かに、飲みに行くよりモーニングの方がいい気がしてきました。

5時こーじ:本当にそう思います。飲み会にかけている費用って、バカにならないですよ。週3で飲んで、2次会やタクシー帰りをやっちゃうと、月に10万以上吹っ飛んでる計算になりますからね。

西村さん:飲み会と比べて、モーニングのほうが圧倒的に投資対効果(ROI)が高いですよ。

僕は、モーニングは飲み会よりROIが30倍高いと思っています。

ー 30倍!それは、どういうことでしょうか!?

西村さん:まずは費用の面。飲み会の平均支払額が5,000円に対して、モーニングは500円程度。ここで10倍の差があります。

次に時間。飲み会って大体3時間くらいあるじゃないですか。1時間あれば深い話はできるので、モーニングの1時間で尺的には十分なんですよ。なので、3倍の差がある。

掛け合わせると、30倍の差が生まれるわけです。

ー そういう計算なんですね。

西村さん:飲み会ではなく、モーニングにすれば、30倍の人とコミュニケーションがとれるかもしれない。どっちが自分にとってプラスになるかは明白ですよね。

時間を投資運用する感覚を持つことで変わる。

ー 今日お二人の話を聞いて、なんとなくで飲み会に参加することは辞めて、朝の時間を活用していきたいと思いました。

西村さん:これは、よく20代のメンバーに話すことなんですが、若い時期ってお金がないので、株だとかの資産運用って、できないじゃないですか?

ー  そうですね。自由に使うお金が少ないという人が大半だと思います。

西村さん:でも、時間はありますよね。時間を投資運用する感覚を持つだけで、めちゃくちゃ変わると思うんですよ。

ー  時間を投資運用ですか?

西村さん:そう。人間は全員、24時間を平等に与えられているんだけど、投資に回している時間がどれだけ作れているかを意識することが大切だと思うんです。

ダラダラっと飲んでいる飲み会の時間は投資ではなく浪費です。その浪費の時間を投資に回した方がいい。

ー  なるほど。

西村さん:そして、一番投資効果が高いのは、朝の時間なんですよ。朝の方が集中力が高まるとか、人間の活動にプラスの影響を与えることは科学的に証明されているわけです。

その朝の時間で読書をしたり、モーニングで人とあったり、運動するもよし。

僕からは、「時間を投資運用するというマインドを持とう」と、伝えたいですね。

5時こーじ:そのマインドは、本当に大事ですよね。

僕からは、「断りづらいなぁ…」と思って、飲み会に参加し続けている人は、飲み会を一度断ってみることをオススメしたいです。

ー その代わりに、モーニングを提案ということですね。

5時こーじ:そう。「時間があったら、これをやりたい」って、ほとんどの人が持っていると思うんですよ。

でも、その時間は自分で作っていくものだから、「自分が本当にやりたいこと」に時間を投資するという感覚をもつことが大切だと思います。

自分の時間を取り戻す意味で、是非、早起きにチャレンジしていって欲しいです。

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以上、朝渋創業メンバーの2人に、早起きするためのアドバイスを聞いてきました。

人間に与えられた時間は、等しく全員、24時間。

その限りある時間を、資産と捉えて、本当に自分がやりたいと思うことに投資していこうという2人の話にハッとした人も多いのではないでしょうか。

『他人軸ではなく、自分軸で生きる』。それが、早起きをするための本質的な答えな気がしました。

とりあえず、飲み会をモーニングに変えるところから始めてみます!

 

Text & Photo by 井手桂司

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★参考記事:
「早起きすれば“自分の軸”で生きられる。5時こーじが語る「朝活の魅力」が想像以上だった」(新R25)
「スタートアップのCEOこそ、朝5時に起きるべき。」渋谷発の朝活コミュニティ「朝渋」プロデューサー、井上皓史さん (HARES.jp)