「朝の渋谷は、終わってた」

オール明けでフラつきながら駅へと歩みを進める、疲れた表情の大学生やサラリーマン。道端に無造作に投げ捨てられたゴミに、どことなくお酒の香りが漂う夜の街・渋谷。

そんな街のイメージを払拭するように、爽やかな「朝」の活動に主軸を置く朝活コミュニティ・『朝渋』が、1月から全国展開のオンラインのコミュニティをスタートする。

今までオフラインでの繋がりを重視してきた『朝渋』の初と試みとなるオンラインだけの施策。実施に当たり、その大きな狙いを代表・5時こーじに聞いてきました。

<取材・撮影・文=ゆぴ(17)>

ー5時こーじさんは2018年の9月に本業をやめ、「朝渋」を主軸とした活動を行っていますが、どんな思いで運営されていましたか?

5時こーじ:
「自分にしかできない」と言う使命感のもとやっていて、「この市場なら勝てる!」みたいなマーケッター視点はなく、純粋に「朝早起きして、『朝渋』に来た人が、早起きのよさに気付いてポジティブになってほしい」という思いだけでやっていました。

コミュニティの密度を高めるため、審査制にして会員の数を200人に絞る、といった取り組みもしましたね。

ーでも、そこから全国展開をすると。

5時こーじ:
やはり「日本の朝を変える」ビジョンを実現するためには全国展開していくことが不可欠なので。ただ、実際にコミュニティの運営をやってみて、もっとも難しいのは「ファーストピンの立ち上げ」だな、と言うのを感じました。

そこで、新たにオフラインで別拠点に支部を作るのではなく、まずは公募制のオンラインコミュニティを作って、マスに向けて展開していく道を選んだんです。

ーなるほど。具体的にはどんなことをするんですか?

5時こーじ:
『朝渋』の目玉である、朝に著者を招いてトークセッションをする「『著者イベント』のLIVE配信」と毎週土曜日朝7:30から開催するオンライン読書会、『朝渋図書室』の2つが大きなコンテンツですね。これを、アーカイブの残らないような形で展開し、早起きの習慣を身につけてもらいます。

これは、自分の今までやってきた活動が正しいのか、その答え合わせでもある挑戦になりますね。

ーコミュニケーションではなく、「読書」をベースとした活動なんですね。

5時こーじ:
「20代は本を読まない」みたいなことが言われているなか、『朝渋』に登壇していただいている著者の方々のお話を聞くと、みなさん20代で本を読んできた人ばかりなんですよ。つまり、第一線で活躍しているビジネスマンになるためには、本を読むことが不可欠になってくるんです。

「早起き」と「読書」って少し似ていて、慣れていないと1人では続けられなかったり、ある程度強制力がないとサボってしまうもの。だから、『朝渋』オンラインを通して、「早起き×読書」を身につけてもらうところから始めようと思うんです。

ー実際に、本を読むことにはどんなメリットがあるんですかね?

5時こーじ:
まず、さまざまな著者の本を読むことで、「ものごとを構造的に考えられる」ようになります。一つだけの価値観に囚われず、いろんな意見を取り入れることで共通点や相違点が生まれたり、ものごとに対していろんな見方ができるようになるんです。

ーなるほど。視点が増えるというか。

5時こーじ:
他にも、行動をするときに背中を押してくれたりします。例えば、2018年に感銘を受けた本のなかに「3か月ルール」というのがあるのですが、これに触発されて実際に「3か月で人生を変えよう!」と行動を起こして『著者イベント』をいつもより頻度高く実施したりしました。

本一冊には、人生を変える力があるんですよ。

ーちなみに、単純に読書をするのと、著者イベントで話を聞くのでは具体的に何が違うんですか?

5時こーじ:
例えば、音楽も食べ物もそうですけど、作り手のことがわかったほうが自分の中に入ってきやすいですよね。今、世の中にはたくさんの本が溢れていて、つい忘れがちですが、どの本にもそれぞれ「著者の思い」が詰まっています。そんなバックグラウンドを聞く前と聞いた後とで、また違った角度から本を楽しむことができる。これは新しい読書体験ですよね。

それに、自分で読む本を選択していくとどうしても偏ってきたりしますが、こちら側では著者イベントを開くことで、自分の選択肢にはなかった、思わぬ素晴らしい本と出会うことができるんですよ。

ーそういった機会を提供してくれるのが『朝渋オンライン』なんですね。

5時こーじ:
今、働き方も変わってきていて、会社以外のインプットを増やさないと世の中で活躍できない状況になってきています。長期的に活躍できる人になるためにも、この『読書×早起き習慣』は絶対につけたほうが良いと考えています。

著者イベントとオンライン読書会に参加するだけで、月20時間の読書タイムを得ることができます。これはもはや筋トレですよね(笑)。絶対に差がつきますよ!!

ジムで身体を鍛えるように、朝に本を読むことを習慣にする。これが、『日本の朝を変える』第一歩になると信じています。

〈取材・文・撮影=ゆぴ(17)(@milkprincess17i)〉

全国どこからでも、「朝渋」に参加できる新サロン、『朝渋オンライン』は2019年1月10日にスタート。

開催のたびにSNS上でもトレンド入りし、 「地方でも開催してほしい!」「午前休をとって参加している!」 などの声が寄せられる話題の著者をゲストに招いたトークセッション・「著者イベント」の他、朝の読書習慣が身につけられる「朝渋図書室」をLIVE配信予定。

地方にお住まいで今まで諦めていた方、早起き習慣を身につけて人生をより豊かにしたい方、ぜひ奮ってご参加ください!

新サービス・朝渋DOJO募集開始!

朝渋DOJOは、これまで1,500人以上を早起きに変えてきた「朝渋メソッド」を使い、同志と共に目標に向かって自分時間を確保していく早起き習慣化ライフスクールです。

朝を制する者は人生を制す。早寝早起きで 自分時間を取り戻しませんか?

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