おはようございます。
2017年7月から開始した朝渋も、今では約200人規模のコミュニティに。
そこで、朝渋に入って早起き習慣が身についたメンバーにインタビューを実施!
今回は毎回大人気のコーチング部の部長、中村さんにお話を伺いました。
中村勇気さん
◎きっかけは同僚のSNS
まず最初に、中村さんが朝渋に入ったきっかけを教えてください。
中村さん:きっかけは完全に、会社の同僚だった土屋さんですね。土屋さんがFacebookでシェアしていたのがきっかけで知りました。
なぜそのシェアが朝渋に入ろうという行動に繋がったのですか?
中村さん:僕が朝渋に入ったのが一昨年の11月くらいなんですが、その年の9月末に会社を辞めて独立したタイミングだったんですよ。それで最初1ヶ月くらい廃人をしてて(笑)。漫画を読みふけったり。
昼も夜も朝も関係ない感じになっていて、「これではいかんな、独立するのに廃人のままでいいんだっけ?」って思っていたときに、土屋さんが朝渋をシェアしていて、入ろうと。
独立すると出勤時間が無いので、起きる理由が無くなっちゃったんですよ。その理由を作ろうと思ったのがきっかけに近いかな。朝渋がどんな活動かは、あまり知らずだったんですけれどもね。笑
以前からもともと早起きしたいと思ってたのですが何回も挫折していたので、コミュニティで人と一緒にやればできるようになるかな、という淡い期待で入りました。
先ほど廃人とおっしゃってましたが、朝渋にジョインする前の時期の生活にストレスや不安はありましたか?
中村さん:不安というか、独立すると、会社のような定時に出社するといった起きる理由がなくなるのでちゃんと作らなきゃなっていうのと、生活リズムが変わりすぎることを懸念しました。意識としてあったのは、コミュニティに色々入ろうっていうのはその時もう決めていたんです。
もともと社会人1年目からシェアハウスを10年くらいしていて、そのおかげでいろんな業界や年代の人と知り合って人の繋がりが豊かになったことは体感していました。ランサーズで働いていて、シェアハウスを辞めて、一人暮らしを始めたら繋がりが狭くなるんですよね。IT業界、仕事の仲間くらいで。そこに広がりがないなと思っていて。
でも独立するし、多様な人たちとの関わりをどうやってつくっていこうかなって考えていた時にコミュニティとかオンラインサロンに注目したいな、と思ったんです。
◎早起きのモチベーションはやりたいことがあるから。
朝渋に入って、最初から早起きはできましたか?
中村さん:いや全然(即答)。11月に入って、2月まではいわゆるROM専でした。オフ会(※月1のキックオフ会。メンバーが100人以上集まる)も行こうとしたけどいけなくてコミットできず、でもやらなきゃって思って2月のオフ会に行って雰囲気がわかり、そこから早起きができるようになりました。
オフ会に出てみて思ったのは、独立して色々やりたいことはあったので試せる場所が欲しいな、仕事でコーチングをしていたので、朝渋メンバーと自分のスキルをシェアする活動をしたいと思って5時こーじ(※朝渋代表)に「コーチング部やってもいい?」と打診して始めました。
コーチング部の部長をやれば、強制的に早起きできるかな、と思い部活動を立ち上げてみました。
やっぱりコーチング部ができてから、早起きへの意欲も上がったんですね。
中村さん:コミットメントが上がりました。
そこまで早起きしてなかったし、2月3月から本腰を入れて、15分30分ずつ徐々に早めてくみたいな。最初は7時〜7時半くらいで、7時台になり、6時台になり、今は5時台になる、みたいに徐々に。
早めていくのは苦しくなかったですか?
中村さん:早めたいと思って早めましたが、最初の1、2ヶ月は苦しかった記憶があります。二度寝してたし(笑)。
その起きる時間を早めていくモチベーションの根源は?
中村さん:やりたいことがあったからです。1回頑張って1週間5時半とかに起きてみてみたんですよ。その時に読書とかやりたいことができていた、っていう事実があるから、続けようっていう意思ができました。でも早起きできない日も頻繁にあり、これじゃいけない、みたいなのを繰り返していき定着していきました。
徐々に早めていくってのが良いんですね。
中村さん:そうですね、5時台とか1年前には未知の世界でした。早起きすぎて意味わからないでしょ!(笑)
今は何時起きなんですか?
中村さん:今は5時半起きです。だいたい7時くらいまでは自由な時間にして、7時半からは毎朝モーニングとか本業であるコーチングとかで何かしらしてますね。
朝の7時までの自由時間が気になります!
中村さん:読書・筋トレ…家事(笑)。わかったのは、溜まっちゃう人なんですよ。片付けないし、洗濯物溜まるし。汚くなったらやろうっていう。
でも5分片付けたら、幸福度が上がるってことがわかったので。ゴミ捨てるとか、リビングのテーブルを綺麗にするとか。
意外と5分で出来ることありますよね。早起きだから寝るのも早いですか?
中村さん:24時を超えないようにしています。たまに24時を超えちゃうときは、起床時間もずらして6時〜7時に起きるようにしています。
◎昔は週6でお酒を飲んでいた。
早起きすることによって何か変わったことや、成し遂げられたことはありますか?
中村さん:夜の時間の過ごし方、お酒に対する考え方が変わりましたね。
独立する前は週6で飲み、会社の始業9時で8時半まで寝て5分で準備して会社行くみたいな生活だったのですが、夜遅くまで深酒をする理由が無くなりました。
前は飲んでストレス解消みたいなのもあったと思うんですけど、今は独立して好きなことやってるのでストレスがかからなくなったのかな?と思っていたり(笑)。酒を飲む時間も好きなんですが、今は朝の時間の過ごし方をどう良くするかのほうが優先度が高いですね。今は週1で飲むか飲まないかってところです。
だいぶ減りましたね!
中村さん:時間的にも金銭的にも節約できますしね。
あとは早起きすることで生産性も上がりました。午前中でアポ3、4つ終わったりとか。
普通9時10時に始業の会社だったら、その数アポが終わった時には夕方とかになると思うんですけど午前中で終わるので午後の時間が空くようになりました。
よく言われる話ですが、6時〜12時に生産的な活動に時間を使う。俺の場合はコンテンツ作りや読書のまとめとか。そういうのを朝に集中させると、アウトプットの早いし質が上がりますね。
早起きしてみて、友人関係が変わった実感はありますか?
中村さん:独立と同じタイミングで朝渋に入ったのでどちらの影響かっていうのは分けられないのですが、変わりましたね。
平たく言うとつながりが広くなりました。
普通のサラリーマンだと業界・職種で縦のつながりが広がるんですが朝渋では横のつながりが広がりました。
しかもこれが異業種交流会とかそういうビジネス目的ではないので。みんな割と仕事人というペルソナと家族というペルソナを脱いで、サードプレイスとして素の自分として参加している。
みんなバックグラウンドが豊かだけど素の自分で参加してるから楽ですね。
競争とかもないですもんね。
中村さん:そうそう。実際朝渋メンバーの仕事とかよく知らないし(笑)。
あとはメンバーに主体性があって向上心が強いですね。
早起きしたいって思う人って何かしらやりたい人たちだから。打てば響くというか、レスポンスが高い。そこがすごく良いコミュニティで、主体性がありみんなが素でいるっていうのが朝渋のイメージですね。だから楽しめる。
朝渋に入って新しい幅の繋がりも増えたと思いますが、従来の周りの人との関係に影響はありました?
中村さん:そこはあんまり関係ないです。どっちかっていうとつながりが増えたのでそっちに比重が増えましたね。年代的にもみんな結婚して子供が生まれてみたいなライフイベントがあるので。
◎自分を試す場が朝渋にはある。
中村さんが早起きするようになって、何が一番変わったなって思いますか?
中村さん:生活の質が変わったし、やりたいこともできているし、人の繋がりも増えました。
結局、前にオフ会で話した内容ですね。
https://when-edged.me/
まず自分の特徴みたいなタグを見つけてコンテンツ化して流れやすくするのが重要です。
でも、よくあるダメなパターンはコンテンツ化してすぐ自分を広めちゃうんです。そうするとクオリティが低くてそこで終わっちゃう。
そこでその間に「仲間内で広げる」を挟む。コミュニティを使ってコンテンツを試し、ブラッシュアップしてから世に出すと良いコンテンツなので広まりやすくなってチャンスが掴みやすくなるっていう考え方があるんです。
僕の場合ももともとやりたいことがあったので、コーチング部でアウトプットすればするほどやりたいことがクリアになりこの①〜③がうまく回せて今に至ってます。
自分を試せる場がちゃんともらえたし、朝渋メンバーはレスポンスが高いのでやってて楽しいです。
朝渋メンバーはいろんなことに興味がある人が多いですしね。
そうですね、自分がやってることがそういう層と相性が良いっていうのもあるかもしれません。
◎余白のあるコミュニティ=朝渋
中村さんからみた、早起きの最大のメリットはなんですか?
中村さん:今の時代において、個人に重要なのはサードプレイスをどう自分の人生にデザインしきれるかっていうことだと思ってます。
仕事と家族以外に、どういった場所を作るかといった時に朝の時間は使いやすいんですよね。
理由は2つあって、まず1つめは自分に対する投資の時間に使える。2つめは、朝の時間にやろうっていうコミュニティが増えているので人の繋がりが増える。そうすると人が豊かになり自分への投資もできて、3つのプレイスを補完しやくなるんです。
なんで朝かっていうと、夜は飲み会や会議とか不確定要素が多くて差し込みで予定が入ったりするんですよね。しかも結婚したりしてるとお子さんがいたら夜に自分の時間が取れなかったり。そういう時に朝の時間は使いやすいし、体も疲れてないし。
なので早起きのメリットとしてはまず自分に投資できる。人の繋がりが豊かになる。サードプレイスを自分の中に実装できる。の3つですかね。
活動していて気づいたのは、朝渋は参加型なんですよね。コミュニティ内に余白が多いから何かを一緒に作りやすい。
それができるコミュニティなんですよね、旗を掲げたら、皆賛同してくれる。
一緒に何かを作るっていうところは強い。
あとは得てやろうみたいなテイカーがいなくてギブが連鎖したりとか。まあそれはやっぱりみんな早起きしてるからなのかな(笑)。
運営による監視型じゃなくてみんなでコミュニティを作り上げていってるところが強さなのかなって思います。
最後に今はまだ早起きが習慣化できてない人に向けて、中村さんからのアドバイスやコツがあったら教えてください!
中村さん:まずはさっきも言ったようにベイビーステップで徐々に徐々に。いきなり目標を5時とかにしないことですね。あとはミニマムのゴールを決めとくっていうのがあります。
5時に起きるのが目標で、7時に起きましたっていうのがあったら、5時は最大のゴールで7時に起きたらミニマムのゴール。それでミニマル以上を毎日達成するっていうのもベイビーステップの一つです。人間怠ける癖があるので、そこは自分を追い込んで。
あるあるは完璧を求めすぎて一回寝坊したら「もう自分はダメなんだ、早起き向いてない」って自分のことを責めることですね。それは目標の立て方が間違ってるっていう。
徐々に徐々にと、ミニマムと最大を決める。
例えばランニングだったら「30分走る」じゃなくて、着替えて玄関まで行ったら二度寝してもOK、くらいのミニマムゴールを決める。
早起きが目標なのであれば、早起きに関する行動を1ミリでもしてるっていう状況がないと人間の脳ってやる気にならないんです。
少しでも行動したっていう事実があるとやる気スイッチが入りやすいんですよね。
あとはお酒を飲まない、体を整えるとか。寝る前のリラックス状態を作るのは大事ですね。サウナとかスポーツとかしてから寝ると、やっぱり寝起きが良くなります。
朝渋内にもサウナ同好会ありますもんね。
中村さん:そうそうそう。昨日もサウナ行きました(笑)
中村さん、ありがとうございました!
中村さんのツイッターはこちら
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